ウルトラセブンの謎を徹底的に考察・研究 第3話『湖のひみつ』の謎を解き明かす
ウルトラセブン考察・研究 各話研究3
第3話 湖のひみつ
湖のひみつ
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ストーリー
木曽谷に飛来した飛行物体の調査に赴いたダンとフルハシは、ピット星人が変身した少女と遭遇する。
円盤内でガスを吸い、意識を失った少女をフルハシは地球防衛軍 極東基地に連れ帰ったが、それは基地内に潜入するためのピット星人の計略で、星人は隙を見て破壊活動を行い、ウルトラホーク2号を奪取し、木曽谷へ戻る。
ピット星人は湖から怪獣エレキングを出現させ、ダンを襲わせる。ウルトラアイをピット星人に奪われ、変身できないダンはカプセル怪獣・ミクラスをエレキングと戦わせるが、ミクラスは敗れる。
ダンはウルトラアイを取り返すと、ウルトラセブンに変身。エレキングを倒し、ピット星人の乗る円盤も爆破した。
ウルトラセブン 第3話『湖のひみつ』の謎
いとも簡単にウルトラホーク2号を奪ったピット星人
少女の姿で地球防衛軍極東基地に潜入したピット星人は、いとも簡単にウルトラホーク2号を奪っています。
いきなり初めて乗ったウルトラホーク2号を操縦できてしまうピット星人も凄すぎますが……その発進を止められないというのは、どう考えても防衛軍基地のシステムに欠陥アリだと思います。
ピット星人はエレキングだけで地球人を皆殺しにするつもりだったのか!?
少女の姿に変身していた二人のピット星人は、宝石を手に入れるような感覚で地球を自分たちのものにしようとしていたようです。
それ自体は理解できない事ではありませんが……ウルトラセブンにエレキングを倒された後の
「もっと強い怪物を育てて今度こそ地球上の人間を皆殺しにするのよ」
という言葉からすると、ピット星人の二人はどうやらエレキングで地球人を皆殺しにするつもりだったようです。
仮にウルトラセブンが地球人に味方していなくても、エレキングだけで地球人を皆殺しにするのは無理だったのではないかと思うのですが…。
ウルトラセブン 第3話『湖のひみつ』の謎への推察
ウルトラホークの発進の簡素化は諸刃の剣!?
第3話「湖のひみつ」でピット星人にウルトラホーク2号を奪われたウルトラ警備隊は、第7話「宇宙囚人303」では今度はウルトラホーク1号のβ号をキュラソ星人に奪われています。
ウルトラホークの発進までのプロセスをもっと複雑化すれば、ピット星人やキュラソ星人にホークを奪われる事は防げたでしょう。
しかし、システムを簡素化し、緊急時には素早く発進をできるようにしたために得られたプラス面も数多くあったのかもしれません。
ウルトラホーク発進の簡素化は、プラス面もマイナス面もどちらもある諸刃の剣だったのではないでしょうか。
ピット星人はエレキング量産を計画していたのかも
ピット星人がエレキングを使って地球人を皆殺しにしようとしていた事は、彼女(?)たちの言葉から判断して間違いないと思います。
しかし、何もエレキング一匹だけで地球人を皆殺しにしようとしていたとは決めつけられません。
エレキングを何百匹、何千匹と大量生産(?)し、人類を滅亡させようとしていた可能性もあるのではないでしょうか。
まあ、そうだとしても地球まで飛来する科学力を持つ宇宙人が地球人を皆殺しにするためにとる方法としては非効率であることは否めませんが。
もしかしたら、ピット星人は効率よく地球人を皆殺しにすることよりも楽しみながら地球人を皆殺しにすることを優先させようとしていたのかもしれませんね。
続けて 各話研究 第4話 『マックス号応答せよ』のページをご覧ください
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