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ウルトラセブン考察・研究 作品世界多角的研究PART1
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『ウルトラセブン』と名画『ローマの休日』は、どちらも男女の別れを感動的に描ききったことによって永遠の名作となり得たのだと思います。
ダンとアンヌの別れが感動的に描かれたことによって『ウルトラセブン』の評価は一段と高まったのではないでしょうか。
『帰ってきたウルトラマン』から始まる第二期ウルトラシリーズから『ウルトラマンメビウス』に連なる世界、『平成ウルトラセブン』と呼ばれる作品群の世界、『ULTRASEVENX』の世界などそれぞれの世界にそれぞれのウルトラセブンがいます!
ウルトラセブンは、モロボシ・ダンがダンカンに催眠状態にされて操られた時に変身後も操られ続けました。
地底人に催眠状態にされて操られたハヤタは、ウルトラマンに変身すると催眠状態ではなくなっていましたが、この違いが生じた理由は何なのでしょうか?
『ウルトラセブン』の基本フォーマットは地球侵略を企む宇宙人にウルトラ警備隊とウルトラセブンが立ち向かうというものです。
しかし、このフォーマットを外れ、知性ある敵が登場しない回もありますし、宇宙人らしい宇宙人も怪獣らしい怪獣も登場しない回もありました。
5 マゼラン星が地球に恒星間弾道弾を打ち込む事にした理由は?
『ウルトラセブン』でマゼラン星が地球に向けて恒星間弾道弾を発射した理由を推察します。
R1号でギエロン星を破壊したために地球を危険視したのでしょうか?
それとも地球人がノンマルトから地球を奪った侵略者の子孫だと知っていたためでしょうか?
6 『ウルトラセブン』の時代設定 いくつかの時代が混在する世界
『ウルトラセブン』の時代設定は制作・放映された1967年~1968年の約20年後の1980年代後半とされていましたが、その設定は厳密ではなく、作品中のあちこちに1960年代が顔を見せます。
また、作品の舞台が西暦2000年と思わせる場面も実はあります。
7 市川森一氏が創造した『私が愛したウルトラセブン』の現実と虚構
『私が愛したウルトラセブン』は1993年にNHKで制作・放送された『ウルトラセブン』の制作現場を舞台にしたドラマです。
現実とは異なる虚構が占める割合の多いドラマでしたが、その虚構の部分を現実だと思い込んでしまった人も少なくなかったようです。
ウルトラセブンはM78星雲から地球に来てすぐに事故のために右腕を負傷し、左利きになったという設定がありました。
完成作品の中で生かされることがなかった、この設定はマニアと呼ばれるコアなファンたちにもあまり知られてはいないようです。
『ウルトラセブン』最終回『史上最大の侵略 後編』でゴース星人の地底ミサイルに東京が狙われていた時にプロ野球の試合が行われていた件を考察します。
野球中継の音声が流れるシーンの時点では一般の人々は危機的状況を知らなかったのではないでしょうか。
10 セブンをリアルタイムで観た子供達はヤマオカ長官の年齢を超えた
『ウルトラセブン』を本放送時にリアルタイムで観ていた小学生の年齢は既に当時のヤマオカ長官の年齢を上回っています。
そして、『ウルトラセブン』の放映が始まった五十年前のさらに五十年前は大正6年でロシア革命が起こった年なんです。
『ウルトラセブン』の世界の地球人はかなり好戦的な種族なのではないでしょうか?
地球人は科学の発達のわりには兵器を開発する能力が突出して高いようですし、なんといってもノンマルトから地球を力づくで奪った者たちの子孫なわけですからね。
『ウルトラセブン』第23話『明日を捜せ』に登場する占い師・安井は、その予知能力でシャドー星人以外の侵略者の行動を予知したことはなかったのでしょうか?
もしも予知していたとしたら安井はなぜウルトラ警備隊にそのことを連絡しなかったのでしょう?
『ウルトラマン』から『ウルトラマン80』までの作品の中でレギュラー出演者に子供がいなかったのは『ウルトラセブン』だけです。
『ウルトラセブン』にだけレギュラー出演者に子供がいなかった事が持つ意味、そして、その事がもたらした効果について考えます。
『ウルトラセブン』には重く難しすぎて幼児には理解できないような話も多く、また子供が楽しみにしている格闘場面がなかったり疎かにされている話もあったりしたために視聴率低下を招いたといった負の面・負の要素もありました。
15 ウルトラセブンがいなければ赤いヒーローたちは存在しなかった!?
ウルトラセブン以外にも体が赤いヒーローは数多くいます。
アイアンキング、ファイヤーマン、ウルトラマンタロウ、ズバットなどです。
スーパー戦隊のヒーローもほとんどレッドですよね。
でも、もしもセブンがいなかったら彼らは存在しなかったかもしれません。
16 市川森一氏脚本回の『ウルトラセブン』に必ずあった”裏切り”
『ウルトラセブン』で市川森一氏が脚本を書かれた『V3から来た男』『北へ還れ!』『ひとりぼっちの地球人』『月世界の戦慄』『盗まれたウルトラ・アイ』『恐怖の超猿人』『ダン対セブンの決闘』(上原正三氏との恊作含む)には必ず“裏切り”が潜んでいました。
「一人目は銀色で二人目は赤」これはウルトラシリーズでも宇宙刑事シリーズでも当てはまります。
ウルトラマンは銀色でウルトラセブンは赤で、ギャバンは銀色でシャリバンは赤でしたからね。
なぜ二つのシリーズで一人目は銀色、二人目は赤になったのでしょうか。
18 「神なき知恵は知恵ある悪魔をつくる」というキリヤマの言葉
『ウルトラセブン』第18話『空間X脱出』でキリヤマ隊長は「神なき知恵は知恵ある悪魔をつくることなり」と言っていました。
非常に印象的な言葉ですが、この元となったのは、玉川学園創始者の「神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり」という言葉です。
『ウルトラセブン』には夜の場面が多かったと思っている人が多いようです。
では、実際にはどうだったでしょうか?
『ウルトラマン』との比較もしながら、本当に『ウルトラセブン』は夜の場面が多かったのかどうかを検証していってみます。
20 『ノンマルトの使者』の真市と『恐怖のルート87』のアキラ
『ウルトラセブン』第42話『ノンマルトの使者』に登場する真市少年の原型は『ウルトラマン』第20話『恐怖のルート87』に登場するアキラ少年なのではないでしょうか。
共通点の多い二人の少年(の霊・魂?)が登場する二話の脚本を書いたのは金城哲夫氏です。
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