ウルトラ警備隊が6人になったのはセブンを7番目にするため!?

ライセンス取得済み★ウルトラセブン  チームエンブレムステッカー TDF-UG
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ダンの入隊以前は5人だったウルトラ警備隊

第1話『姿なき挑戦者』でダンが入隊するまでウルトラ警備隊はキリヤマ、フルハシ、ソガ、アマギ、アンヌの5人で編成されていました。

そして、そこに新隊員としてダンを迎えた事によってウルトラ警備隊は6人編成となったわけですが……ウルトラ警備隊の人数が6人になったのはウルトラセブンをウルトラ警備隊7番目の隊員=ウルトラセブンにするためだったのでしょうか?

当サイトの『各話研究 第2話 緑の恐怖』のページにも書かせていただきましたが、尺の関係で赤い宇宙人がウルトラセブンと呼ばれるようになるまでの経緯を描いたシーンが第1話『姿なき挑戦者』でカットされてしまいましたが、赤い宇宙人がウルトラセブンと呼ばれるようになったのはウルトラ警備隊7番目の隊員という意味ででした。

ですから、ウルトラセブンをウルトラ警備隊7番目の隊員にするためにはウルトラ警備隊の人数は5人でも7人でもなくて6人でなければならなかったわけです。

『ウルトラセブン』は元々は7人の猿人が登場する原始時代を舞台にしたコメディのタイトルだった

『ウルトラセブン』というタイトルは元々は原始時代を舞台とした7人の原始人が登場するコメディのものとして考案されていたものでした。

それが、地球を侵略者たちの魔の手から守るヒーローの名前&番組タイトルに転じたというわけです。

ですから、ウルトラ警備隊7番目の隊員という理由で赤い宇宙人がウルトラセブンと呼ばれるようになる以前から『ウルトラセブン』というタイトルは考案されていたわけです。

ただし、地球を侵略者から守るヒーローの名前&番組タイトルとしてではなく原始時代コメディのタイトルとしてではありますが。

ウルトラ警備隊が6人いたからヒーローの名がウルトラセブンになったのかどうかは微妙

上記のとおり『ウルトラセブン』というタイトルは元々は原始時代コメディのものとして考案されていたものだったわけですが……だからといって、『ウルトラセブン』というヒーローの名前&番組タイトルに合わせて(ウルトラセブンを7番目の隊員にするために)ウルトラ警備隊の人数が6人になったのかというと、そうとも言い切れなません。

なぜなら資料によっては、ウルトラ警備隊の人数が6人と決まった後、ウルトラ警備隊7番目の隊員という意味でヒーローの名前にちょうどいいという事で、元々原始時代コメディのタイトルとして考案されていた『ウルトラセブン』がヒーローの名前&番組タイトルに決まったとされているからです。

ですから、ヒーローの名前&番組名が『ウルトラセブン』ではなく『ウルトラアイ』でも『レッドマン』でもウルトラ警備隊の隊員の人数は6人になっていたのかもしれません。

【2018年1月27日】

続けて 地球防衛軍とウルトラ警備隊14『V3の石黒隊員はキリヤマ隊長と対等の立場なのか?』のページをご覧ください

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