ウルトラセブン最弱の敵は?

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最強の敵候補にはキングジョーやガッツ星人を簡単に挙げられたが…

『ウルトラセブン』に登場した宇宙人、怪獣、ロボットの中で最弱の敵というと誰になるでしょうか?

以前に『ウルトラセブン』に登場した最強の敵が誰かを考えた時には、キングジョー、ガッツ星人などの候補をすぐにスラスラと挙げられたのですが……その真逆の最弱となると、候補の名前を挙げるのがなかなか難しいですね。

なにしろ宇宙人の中には、肉体派・格闘派では全くなく、たいした戦闘能力を有してはいなかった者がたくさんいましたからね。

具体的に名前を挙げると、クール星人、チブル星人、ポール星人などです。でも、彼らが格闘を得意にしていなかったからといって、強敵ではなかったのかというと必ずしもそうではないでしょう。

肉体派・格闘派ではなくても侮れない宇宙人たち

クール星人

人類の研究を怠らなかったクール星人なら、地球人類に味方するウルトラセブンの存在を把握していれば、ガッツ星人にも負けないくらいにセブンの事を徹底的に研究し、もしかしたら打倒セブンを果たしていたかもしれません。

クール星人にとって不運だったのは、ウルトラセブンという存在を把握する間もないうちに突然現れたセブンに殲滅されてしまったことです。

チブル星人 

肉体派・格闘派では全くありませんでしたが、子供たちを兵士に仕立て地球を征服しようとした、その戦略はけっして侮れないものでした。

ワイルド星人

肉体派・格闘派ではないどころか老衰によって滅びかけている種族という哀れな存在だったワイルド星人ですが、ダン=ウルトラセブンの生命を一度は奪ったわけですから、全く侮れません。

ポール星人

ダンの幻覚の中に現れたポール星人は、身長33センチメートル・体重1キログラムですから、肉体派・格闘派の対極に位置していると言っていいでしょうが、過去に二度にわたって地球を氷河期にしたという立派な(?)実績を持っています。

マゼラン星人

ダンからウルトラアイを奪うという使命を果たすために地球に来たマヤは地球人と同じ姿をしていましたが、それが擬態だったのか本来の姿だったのかは不明ですが、とにかくマゼラン星人も肉体派・格闘派でないことは確かでしょう。

しかし、恒星間弾道弾で地球そのものを破壊しようとしたわけですから、マゼラン星人はある意味では最強候補に入れてもいいくらいの敵でした。

肉体を駆使しての戦闘が苦手な者が弱者ではないとなると…

上記のような肉体派・格闘派ではない宇宙人たちが必ずしも弱者ではないとなってくると……誰を最弱の敵候補とすべきかが難しくなってきますね。

最弱の敵候補として挙げるべき者は、肉体派・格闘派でもないくせに特に戦略的にも優れておらず、たいした兵器も有していなかった者ということになってくるでしょうか?

その条件を満たしているとしたら、カナン星人やテペト星人あたりになってきますかね。

また、セブンにとって未体験だった人間の体の中にミクロ化して入っての戦いだったために苦戦を強いられたダリーも、人間の体に入っていない状態だったら、一瞬で踏みつぶして倒せたことでしょうね。

【2017年12月3日】

続けて侵略者11 『姿を見せなかった宇宙人 最後まで正体不明だった侵略者』のページをご覧ください

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