姿を見せなかった宇宙人 最後まで正体不明だった侵略者

海底基地を追え
海底基地を追え

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名前(何星から来たか)は判明していても全く姿を見せなかった宇宙人

『ウルトラセブン』には、名前は○○星人と判明していても最後まで作品中に姿を現さなかった宇宙人がいますが……それが○○星人かわかりますか?

答はミミー星人とバンダ星人です。

第21話『海底基地を追え』にはミミー星人のヒトデ型の円盤と彼らが造った軍艦ロボット=アイアンロックスは登場しますが、ミミー星人自体の姿は一度も登場しません。

そして、第38話『勇気ある戦い』にはバンダ星人の宇宙ステーションと彼らが造ったロボット=クレージーゴンが登場しますが、やはりバンダ星人自体の姿は一度も登場しません。

名前さえもわからず正体不明だった侵略者

ミミー星人やバンダ星人は、その姿が作品中に登場はしなくても、アイアンロックスを造ったのがミミー星人、クレージーゴンを使って自動車を狙ったのがバンダ星人だとわかっていたわけですが、『ウルトラセブン』では、その名前(何星から来たか)という事さえ判明しておらず、姿も全く現さなかった侵略者もいました。

第32話『散歩する惑星』で地球に小惑星(リッガーつき)を送り込んだのが何者だったのかは判明していませんし、第33話『侵略する死者たち』でシャドウマンを操って地球防衛軍の機密を手に入れようとした侵略者が何者だったのかということも判明していません。

いったい小惑星を送り込んだり、シャドウマンを操ったりしていたのは何星人だったのでしょうかね?

小惑星を送り込んで地球防衛軍の極東基地を破壊しようとしたのと同じ宇宙人が、その後、シャドウマンを操って地球防衛軍の機密を盗もうとしていたなどということも考えられなくはありませんね。

地球人と同じ姿をしていたが、それが本来の姿だったのかどうか不明の宇宙人 

地球人と同じ姿(地球人にしか見えない姿)で登場していましたが、その姿が本来の姿だったのか、あるいは擬態(地球人に変身)した姿だったのかが不明な宇宙人もいました。

第28話『700キロを突っ走れ!!』に登場したキル星人は、死ぬと光を放って消滅していましたが……自分たちの死体を調べられる事を防ぐために自分たちの体に死亡時に消滅するような仕掛けを施していたのかもしれません。

そして、地球人と同じだった姿が、彼らの本来の姿だったのかどうかは不明です。

第37話『盗まれたウルトラ・アイ』に登場するマゼラン星人マヤも完全に地球人と同じ姿をしていましたが、あの姿が本来の姿だったのかどうかはわかりません。

第46話『ダン対セブンの決闘』に登場したサロメ星人だって地球人と同じ姿をしているところしか登場しませんでしたが、あの姿が……以下同文ですね!

宇宙人に造られたのかどうか不明の謎の存在=ユートム

第17話『地底GO!GO!GO!』に登場した地底都市を築き、ロボット=ユートムを造ったのかが誰だったのかということは全くの謎のままです。

あの地底都市を築き、ユートムを造った者たちは宇宙人だったのでしょうか? それとも地球で誕生した何者かだったのでしょうか?

【2017年12月5日】

続けて 侵略者12『ニセ・ウルトラセブンを体重まで本物と同じにしたサロメ星人』のページをご覧ください

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