ウルトラセブンの謎を徹底的に考察・研究 侵略者はモロボシ・ダンがセブンだと知っているのが当たり前!?
ウルトラセブン考察・研究 侵略者2
宇宙人たちはモロボシ・ダンがセブンだと知っている
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モロボシ・ダンがウルトラセブンだと知っていた侵略者たち
ダンがセブンだと知っている宇宙人が多かったのは当たり前
『ウルトラセブン』に登場する侵略者たちの多くは、ウルトラ警備隊のモロボシ・ダンが実はウルトラセブンであるということを知っていました。
考えてみれば、これは当然のことかもしれません。侵略しようとする地球のことを具体的な侵略活動を開始する前に事前に調査すれば、地球には地球人類に味方するウルトラセブンがいることがわかるはずです。
そして、侵略の障壁となるウルトラセブンのことを本気になって調査すれば、セブンがモロボシ・ダンとなっていることくらいは調べ上げられたでしょうからね。
では、モロボシダン=ウルトラセブンということを把握していた侵略者がどれだけいたのか列挙していってみましょう。
ピット星人
ダンからウルトラアイを盗み、ウルトラセブンに変身できないようにした
ゴドラ星人
ダンからウルトラアイを盗み、ダンをゴドラカプセルに閉じ込め、自らダンになりすました
ビラ星人
洗脳し、手駒にしたユシマ博士を使ってダンを罠にかけ、宇宙人のスパイという嫌疑がダンにかかるようにしていたのだから、モロボシ・ダン=ウルトラセブンということを知っていたはず
メトロン星人
ダンがウルトラセブンであることを知っていて「北川町に近づくな」とダンに警告をしていた
チブル星人
ウルトラセブンは手強いので、ダンがセブンに変身しないうちに抹殺しようとしていた
ポール星人
ダンがウルトラセブンであることを知っていて、ダンに幻覚(?)を見せて語りかけていた
ボーグ星人
サイボーグ手術を施すことによって手駒とした野川にダンにプレート弾を付けさせたわけだから、ボーグ星人もモロボシ・ダン=ウルトラセブンと知っていたことになる
ダンカン
ダンを操り、ウルトラセブンに変身させ、セブンさえも自らの手駒として操った
マゼラン星人マヤ
ダンからウルトラアイを奪うためだけに彼女は地球にやって来た
ガッツ星人
アロンを使ってウルトラセブンの能力を調査したガッツ星人は、当然のことながらダン=ウルトラセブンということも知っていた
ゴーロン星人
ダンに対して「さすがはセブン」と話しかけてきた
サロメ星人
ニセ・ウルトラセブンを完成させるためにダンを拘束し、トークマシンにかけて、ウルトラビームの秘密を聞き出した
なお、侵略者ではありませんが、第42話『ノンマルトの使者』に登場した文字どおりノンマルトの使者であった少年・真市もダンがウルトラセブンに変身しようとする度に、その前に立ちはだかっていましたから、モロボシ・ダン=ウルトラセブンと知っていたように思えます。
モロボシ・ダンがウルトラセブンだと知らない方がどうかしている!?
これだけ多くの侵略者たちが、モロボシ・ダン=ウルトラセブンと知っていましたから、『ウルトラセブン』を見続けているうちに侵略者として地球にやって来る宇宙人にとってモロボシ・ダン=ウルトラセブンは知っていて当然の一般常識と化しているように思えてきました。
そのため、イカルス星人が、モロボシ・ダン=ウルトラセブンだと全く知らずに異次元空間に入ってきたダンのことを放置し、彼らが四次元と三次元を行き来することを可能にしていた大事なコントロールマシンを壊されるに至ってやっと
「私はお前を見くびっていたようだ お前は誰だ」
などと言っているのを見ると、なんだか違和感を感じてしまったりしました。
モロボシ・ダン=ウルトラセブンと知っている宇宙人がたくさんいたために、モロボシ・ダン=ウルトラセブンと全く知らない宇宙人がいると違和感を感じ、「地球に侵略に来るんだったら、ダンがセブンだということくらいちゃんと調べてから来いよ」と思うようになってしまったわけです。
ペダン星人も「ウルトラ警備隊に宇宙人がいるとは知らなかったわ」と第15話『ウルトラ警備隊西へ 後編』で語っていましたが、ペダン星人の場合は、地球に観測ロケットを打ち込まれてからすぐに報復のために地球にやって来たため、事前調査の時間が足りなかったのだと考えられますね。
続けて 侵略者3 『侵略どころか地球を破壊しようとした宇宙人たち』』のページをご覧ください
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