ウルトラセブンの謎を徹底的に考察・研究 本家本元のダンと『私が愛したウルトラセブン』のダンが競演した『聞かせてよ愛の言葉』
ウルトラセブン考察・研究 モロボシ・ダン10
本家本元のダンと『私が愛したウルトラセブン』のダンの競演
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本家本元のダン=森次晃嗣さんと『私が愛したウルトラセブン』のダン=松村雄基が競演したドラマ『聞かせてよ愛の言葉を』
当サイトをご覧になっていただいている方でウルトラセブンのモロボシ・ダンを演じられたのが森次晃嗣さんだということを知らない人はいないでしょう。
そして、1993年にNHKの土曜ドラマの枠で放映された『私が愛したウルトラセブン』でダン(=森次さん)の役を演じられたのは松村雄基さんだということも知っている方が多いだろうと思います。
では……その本家本元のモロボシ・ダンである森次晃嗣さんと『私が愛したウルトラセブン』のダン(=森次さん)である松村雄基さんが『聞かせてよ愛の言葉を』というドラマで競演されていた事をご存知の方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
二人のダンが競演した『聞かせてよ愛の言葉を』はドロドロの愛憎劇!
『聞かせてよ愛の言葉を』は、2005年の2月21日~4月1日にTBS『愛の劇場』の枠で放映された昼ドラです。
TBSの『愛の劇場』の枠といえば家族・夫婦の絆を描いたホームドラマやラブコメディが多かったのですが……この『聞かせてよ愛の言葉』は、東海テレビが制作した昼ドラが得意にしていたようなドロドロの愛憎劇でした。
それもそのはずで、『不良少女と呼ばれて』『乳姉妹』『ポニーテールはふり向かない』といった
●運命の悪戯に翻弄される登場人物たちが大袈裟で時代がかった台詞を連発する
●登場人物が一筋縄ではいかない曲者だらけで感情の起伏が異様に激しい
●衝撃的で劇的で荒唐無稽な物語が展開する
●出生に秘密がある人物がいる場合が多い
といった特徴を持つ大映ドラマで中心人物を演じた伊藤かずえさんと松村雄基さんのお二人が中心人物(主人公とその相手役)を 演じておられ、しかも制作は大映テレビという大映ドラマの集大成のような作品だったのです。
本家本元のダンと『私が愛したウルトラセブン』のダンは義理の親子になるが…
このドロドロの愛憎劇『聞かせてよ愛の言葉を』で松村さん演じる後藤は、森次さん演じる相原が経営する建設会社の社員です。
そして、森次さん演じる相原の娘と松村さん演じる後藤は結婚し、義理の親子になりますが……二人のダンが義理の親子になるまでも、なった後も実に波瀾万丈で、様々な人物の思惑が複雑に交錯しあい……もう本当にいろんな意味で凄いんです!
本家本元のダンである森次晃嗣さんと『私が愛したウルトラセブン』でダン(=森次さん)を演じた松村さんの競演に興味を持たれ、なおかつ大映ドラマの独特のクセに拒否反応が出ない方は機会があったら、是非『聞かせてよ愛の言葉を』をご覧になってみてください。この記事を執筆した時点でDVD化などはされていないようですが……。
なお、『聞かせてよ愛の言葉』には森次さんと『美しきチャレンジャー』で競演された新藤恵美さんも出演されています。
続けてモロボシ・ダン11『地球人的な宇宙人ダン・宇宙人的な地球人ハヤタ』のページをご覧ください
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