ウルトラセブンの謎を徹底的に考察・研究 1万7千歳のセブン=ダンと地球人では時間に対する感覚が全く違うはず
ウルトラセブン考察・研究 モロボシ・ダン9
ダン=セブンと地球人では時間に対する感覚が全く違うはず
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1万7千歳のセブン=ダンと地球人では時間に対する感覚は違って当然
ウルトラセブンの年齢は1万7千歳と設定されています。(初期の設定では1万9千歳となっていたようですが…)
ですから、ウルトラセブンの人間体(地球人に変身している姿)であるモロボシ・ダンも1967~1968年の『ウルトラセブン』当時は二十代に見える姿をしていましたが、実年齢は1万7千歳ということになりますね。
M78星雲・光の国の住人たちの平均寿命がどの程度なのかは不明ですが(ウルトラの父は18万歳、ウルトラマンキングは30万歳と設定されていますが…)セブンの1万7千歳という年齢も私たち地球人にとっては気が遠くなるような凄い年齢ですよね。
なにしろ1万7千年前といったら、地球はまだ旧石器時代だったわけですからね。
光の国の住人の1万7千歳が地球人の24歳に相当するとしたら
モロボシ・ダンを演じた森次浩司さん(現・森次晃嗣さん)の『ウルトラセブン』放映開始時の年齢は24歳でした。
もしも、M78星雲・光の国の住人の1万7千歳という年齢が地球人の24歳に相当する年齢だとしたら
1万7千÷24=708.333
ということで、光の国の住人にとっての約700年が地球人の1年に相当するという計算が一応成り立ちますね。
この計算が正しければ、光の国の住人にとって1年という時間の長さは、地球人にとっての半日程度でしかないということになります。
そうだとすれば、『ウルトラセブン』の放映開始から現在までの間に流れた50年という歳月もウルトラセブン=ダンは、地球人にとっての一ケ月弱くらいの時間程度にしか感じていないのかもしれません。
ただし、ウルトラセブン(恒点観測員340号)の人間体=モロボシ・ダンが24歳の青年の姿をしていたのは、勇気ある青年=薩摩次郎の姿と魂をモデルにしたからであって、セブン(340号)の年齢が地球人の24歳に相当するものだったからというわけではありません。
ですから、光の国の住人の1万7千歳という年齢が地球人の24歳に相当すると仮定する根拠は、強固なもの・確かなものとは言い難いですが。
光の国の住人の1万7千歳が地球人の24歳には相当しないとしても…
とはいえ、光の国の住人の1万7千歳が地球人の24歳に相当はしないとしても、光の国の住人の一生の長さが地球人のスケールでは計れないほどに長いものであることは間違いありません。
蚊の寿命は数週間と言われていますから、蚊と比べたら人間(地球人)は千数百倍の長さの時間を生きられるわけです。
光の国の住人から見た地球人の寿命(一生の長さ)は、人間(地球人)から見た蚊の寿命のようなものだということになるわけでしょう。
まあ…そんな光の国の住人たちの一生の長ささえも地球がまだ火の玉だった頃の事を語っていたバド星人から見たらほんの短いものでしかないのかもしれませんが。
続けて モロボシ・ダン10 『本家本元のダンと『私が愛したウルトラセブン』のダンの競演』のページをご覧ください
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