ウルトラセブンの謎を徹底的に考察・研究 体調不良になったダンは脈拍360、血圧400、熱が90度近くになっていた!
ウルトラセブン考察・研究 モロボシ・ダン13
脈拍360、血圧400、熱が90度近くになっていたモロボシ・ダン
ウルトラセブン・クラシック
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体調不良になったダンの脈拍・血圧・熱は恐ろしい数値になっていたが…
『ウルトラセブン』第48話『史上最大の侵略』前編で体調を悪化させたいたモロボシ・ダンは朦朧とした状態でウルトラホーク2号を操縦しながら
「脈拍360、血圧400、熱が90度近くもある 原因はなんだ?」
と心の声で言っています。
脈拍・血圧・熱(体温)とも地球人にとってはあり得ない数値ですが、M78星雲人であるダンにとっても、この数値は異常なものだったようです。
とはいえ……異常な状態ではあっても、なんとかダンは命を保っていたわけですから【脈拍360・血圧400・体温90度近く】というのはM78星雲人にとってはなんとか死なずにいることができる数値ではあるのでしょう。
それにM78星雲人の通常時の脈拍・血圧・体温(M78星雲人が地球人の姿になっている状態での通常時の脈拍・血圧・体温)がどの程度なのかもわかりませんので「なぜダンは脈拍360・血圧400・体温90度近くになっても生きていられたのか?」といった推察をしようとは思いません。
なぜアンヌたちは体温が90度近くあるダンに触れて大丈夫だったのか?
推察したいのは、体温が90度近くもあるダンに触れて、なぜアンヌたちは平気でいられたのかというということです。
第48話・第49話『史上最大の侵略 前編・後編』でアンヌや秋夫少年は90度近くも体温があるというダンに直接触れても特に火傷などはしていませんでした。
それに火傷をしていなかっただけではなく、まさかダンの体温が90度近くもあるとはアンヌも秋夫少年も全く気づいていなかったようです。
90度もの高熱を持つ何かに触れて人間が火傷もしないでいられるとも、その異常な高温に気づかずにいるとも思えませんが……実際にアンヌや秋夫少年は火傷など全くしていませんでしたし、ダンの体温の異常性に気づいてもいなかったようです。
それらの事を考えると、私たちが普段、体温や気温のことを「摂氏○度」かで言い表していますが……ダンが心の声で言っていた「90度近く」 というのは「摂氏90度近く」ではなかったのではないかと疑いたくなってきます。
仮にダンの言っていた「90度近く」というのが「摂氏90度近く」ではなく「華氏90度近く」のことだったとすれば、「華氏90度」とは「摂氏32.2度」のことになりますので、ダンに触れた者が火傷などしなくて当然です。
それどころかアンヌや秋夫少年は、ダンの高熱にではなく、その逆にダンのあまりの体温の低さに驚き、心配していたかもしれませんね。
この場合、ダンの普段の体温は摂氏30度あるかないかの地球人を基準にして考えたら超低温だったということになるでしょう。
ウルトラマンメビウス=ヒビノ・ミライも血圧360、脈拍400、熱が90度近くになっていた
『ウルトラマンメビウス』第48話『最終三部作Ⅰ 皇帝の降臨』ではウルトラマンメビウスの人間体(モロボシ・ダンと同様にM78星雲人が地球人の姿になっている)ヒビノ・ミライが、『史上最大の侵略』時のダンと同様に侵略者との戦いによるダメージによって体調を悪化させて【脈拍360・血圧400・体温90度近く】になっていました。
『史上最大の侵略』の時のダンは上記のように自分の心の声で「脈拍360、血圧400、熱が90度近くもある」と言っていましたが、ヒビノ・ミライが【脈拍360・血圧400・体温90度近く】になっているという事はCREW GUYSの一員クゼ・テッペイの言葉によってわかりました。
クゼ・テッペイはCREW GUYSの隊員であると同時に医大生でもありましたから、体温を摂氏何度かではなく華氏何度かで言うとは思えません。(医大生でなくても体温を華氏何度でか話す者はまずいないでしょうが)
したがって、ヒビノ・ミライの体温は間違いなく摂氏90度近くになっていたと考えるべきでしょうが……そうなると、やはり『史上最大の侵略』の時のダンの体温も摂氏90度近くになっていたと考えるべきなのでしょうね!
アンヌや秋夫少年が火傷しなかった理由は謎になってしまいますが……。
続けてモロボシ・ダン14『「虎に翼」でモロボシ・ダン森次晃嗣がアマギ古谷敏を…』のページをご覧ください
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