セブンをリアルタイムで観た子供達はヤマオカ長官の年齢を超えた

Character Classics ウルトラセブン 全高約350mm コールドキャスト製 塗装済み完成品 フィギュア
Character Classics ウルトラセブン 全高約350mm コールドキャスト製 塗装済み完成品 フィギュア

by Amazon

『ウルトラセブン』放映開始から50年が経てば当時の子供たちも…

※このページの記事は『ウルトラセブン』についての「考察」にはなっていないことをおことわりしておきます


『ウルトラセブン』の放映が開始された1967年10月から既に五十年もの歳月が経過しています。

ですから、当たり前といえば当たり前の話なのですが、本放送当時にリアルタイムで『ウルトラセブン』を観ていた子供たちの年齢は、その頃の年齢+50歳になっているわけです。

この記事を書いた2017年12月の時点で当時の小学一年生は56~57歳に、小学六年生は61~62歳に既になっているはずです。

ダンがウルトラ警備隊にいた頃、地球防衛軍のヤマオカ長官の年齢は55歳だった

地球防衛軍のヤマオカ長官の年齢は55歳と設定されていました。(演じた藤田進さんの年齢も『ウルトラセブン』放映開始時点で55歳でした)

したがって、『ウルトラセブン』放映開始時点で小学校に通っていた当時の子供たちは既に全員が『ウルトラセブン』当時のヤマオカ長官の年齢を超えてしまったということになります。

これは凄いことですよね。『ウルトラセブン』本放送時にウルトラセブンに憧れ、セブンやウルトラ警備隊を応援していた子供たちが、既に当時のウルトラ警備隊の隊員たちの年齢をとっくに超え、キリヤマ隊長の年齢も超え、さらには参謀たちやヤマオカ長官の年齢さえも超えてしまったのです。

子供の頃、ウルトラ警備隊の隊員たちは大人に見えた

実は私は1967年~1968年の『ウルトラセブン』放映当時は既に生まれてはいましたが、まだ『ウルトラセブン』を観れるような年齢ではなく、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』は再放送で観て、本放送時にリアルタイムで観たのは『帰ってきたウルトラマン』からという世代なのですが、それでも、あと数年で『ウルトラセブン』当時のヤマオカ長官の年齢になります。

子供の頃、ウルトラ警備隊の隊員たちはすごく大人に、そして、キリヤマ隊長はさらにすごい大人に思えたものですが……中身はともかく、肉体年齢では、当時のキリヤマ隊長の年齢をもう一回り以上も上回ってしまい……ヤマオカ長官の年齢も既に射程圏に入ってきました。

現在から五十年前、『ウルトラセブン』が制作・放映されていたわけですが、そのさらに五十年前の1917年というと大正6年であり、ロシア革命が起こった年なんですよね。

そういったことを考えていると、五十年という歳月がいかに長いものかということが改めてよくわかってきますし、放映開始から五十年という歳月が流れてもなお色褪せない『ウルトラセブン』の偉大さが改めて感じられます。

【2017年12月14日】

続けて作品世界多角的研究11 『地球人は好戦的な種族なのか?』のページをご覧ください

※当サイトの内容の無断転載・無断使用を固く禁じます


このページのトップへ

トップページへ