ウルトラセブンは左利きと設定されていた!?

Character Classics ウルトラセブン 全高約350mm コールドキャスト製 塗装済み完成品 フィギュア
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「ウルトラセブン=左利き」という設定の存在はマニアにもあまり知られていない!?

『ウルトラセブン』の当初の設定の中に【右腕を負傷していて、やむを得ず左利きになった】というものがあります。

【ウルトラセブン 左利き】【ウルトラセブン 右腕負傷】などとGoogleで検索しても、この設定についてはほとんどヒットしませんでした。

ですから、この完成作品の中では生かされることがなかった設定のことはマニアと呼ばれるようなコアなファンの方にもあまり知られてはいないのかもしれません。

ウルトラセブンが右腕を負傷してサウスポーとなった理由

ウルトラセブンが右腕を負傷し、左利きとなった理由は

「M78星雲から地球にやって来た際に富士山の乱気流に巻き込まれ、乗っていた宇宙船を爆発させてしまい、その時に右腕を負傷してしまったため」

というものです。

そのため、右腕が弱点になっていて、宇宙人や怪獣にそこを攻撃されると苦労するとも設定されていたようです。

富士山の乱気流に巻き込まれ、自分が乗っていた宇宙船を爆発させてしまったというのは、ちょっとトホホな感じがなきにしもあらずです。

とはいえ、考えてみればウルトラマンだってビートルに赤い玉をぶつけ、ハヤタを死なせてしまっていたわけですから、【地球に来て早々大失敗をやらかした】という点ではウルトラマンも似たようなものだったかもしれませんね。

いや……過失によってハヤタを死なせてしまったウルトラマンよりも事故は起こしても誰も巻き込まなかったウルトラセブンの方がずっとマシでしょうか。

完成作品では左利きという設定は生かされていなかったが…

ウルトラセブンの弱点が負傷した右腕という設定が完成作品の中で生かされないで良かったのではないか

実際の完成作品の中で生かされることはなかった【ウルトラセブンが右腕を負傷していて、やむを得ず左利きになった】という設定ですが……生かされなくて良かったのではないかと私は思います。

強者であるヒーローにも弱点が設定されるのは悪いことではないと思いますが、負傷した身体部位が弱点になるという設定は、ウルトラ戦士には相応しくないもののように思えるからです。

それにウルトラセブンもダンも右腕が弱点になっていて、それでもウルトラ警備隊の隊員たちがダンがウルトラセブンだと気づかなかったら、あまりにも不自然だったでしょうからね。

【2017年11月29日】

続けて作品世界多角的研究9『『史上最大の侵略』で非常時にプロ野球が行われていた謎』のページをご覧ください

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